アルクマブログ
7月27日(金) 諏訪の長い夜 諏訪市美術館& 岡谷市イルフ童画館
やっぱり、個人的には西洋的リアリズムに裏打ちされた
色彩の豊かさを押し出す、ポジティブかつダイナミックな華やかさにもひかれるけど、
濃淡だけで深さをしみじみかみしめる、
東洋的幽玄の境地もやっぱり心を打つんだよね…
ちなみにダリやクリムトも好きだけど、名所江戸百景の
構図力や配色の妙はゴッホも納得、も納得!!の天才だよね~~!
なんて付け焼刃的知識で見栄を張ってみました、アルクマキャラバンです。
今回やってきた「諏訪の長い夜」は、諏訪湖畔に点在する14の美術館・博物館を
共通のパスポートで自由にシャトルバスに乗り、周遊できる文化イベント。
普段は早くしまっちゃう各美術館、博物館が、最長夜10時まで開いて
ゆっくり、じっくりと芸術を楽しむことができるのだ。


毎年大盛況のこのイベント、まずアルクマは
おなじみ「わざまる」と一緒に開会式に参加。
諏訪市美術館の前で行われたテープカットの賑やかしにも参加。
「わざまる」の持ってたハサミに興味津々のアルクマ、
木や「わざまる」を切っちゃだめですよ~~!!


その後は岡谷市の「イルフ童画館」に移動して来場する人たちのお出迎え。
イルフ童画館は、岡谷市出身の童画家武井武雄の童画、版画、刊本や
一般の童画等を収集、展示しているんだって。
ちなみに「イル フ」は「古い」を反対から読んだ言葉で、
「新しい」って意味なんだって!! アルクマもイルフなクマだよ~~!!??
まさかアルクマがいるとは思っていないお客さんはちょっとびっくり。
でも、アルクマの赤と緑のコントラストには
日本人の大好きな白銀比が、目の大きさには黄金比が隠されてるんだよ。
だれか計算してみて!! もしかしたら本当かも??


童画館の中を縦横無尽に遊び歩くアルクマ、他の美術館にもお邪魔したくなっちゃったかな??
この「諏訪の長い夜」、残念ながら今年はもう終わっちゃったけど、
8回目を迎える「諏訪の長い夜」を皮切りに、
8月から9月にかけて、諏訪湖周のまちをアートな視点 で楽しむイベント
「諏訪湖周まちじゅう芸術祭2012」 が開催されてます!!
2ヶ月間は、お得にアートめぐりが出来るスタンプラリーや、
各施設での参加体験イベントなど、アートな仕掛が盛りだくさん。
実は人口10万人あたりの美術館・博物館数が最も多いのは長野県。
もちろん美術館、博物館の総数が多いのも長野県で
日本の美術館の約10%が長野県に集中してるんだって。
今年の夏はちょっと趣向を変えて、
さわやかな風に吹かれながら美術館、博物館めぐりなんてのもお勧めだよ☆